『令和発の伝統芸能』を掲げ、
古典の演目はもとより富士山やアマビエ、花火など
近世の文化、作品をテーマに新たな狂言や舞を創作しております。
また、各地の郷土芸能団体や古典芸能団体を繋ぐ役割も担っており、
近年大きな問題となっている継承者不足などの様々な問題を
新阿弥独自のネットワークで共に取り組んでいき
新たな継承者、担い手発掘やど地域の伝統文化の活性化を
目指して活動しております。
本年も鹿王院さんの夜間拝観2024の開催が決まりました。
期間は11/15~12/8までと昨年よりは短くなりますがその分、内容も凝縮しております。私の古巣、嵯峨狂言のプレミアム公演も会期中に何日かございます。私はというと今年も新阿弥として平日の時間中、何処かに神出鬼没で現れます。私については内容が凝縮してお届け…できるように頑張ります。こんな私でも期間中は身体の不調などないよう精進潔斎に勤めてしまうほど神聖な空間の夜間拝観です。よく観光客の方が嵐山に求めるのは静寂や清々しさ、清涼感とか言われますがそれらの要素は鹿王院さんにすべてあります。
本当の嵐山の静寂スポットに是非お越しくださいませ。
嵐山秋花火での法輪寺特別観覧席に出演させていただきました。
保育園、幼稚園時代から何度も足を運んでいた法輪寺さんの見晴らし台でのこのイベント、嵯峨嵐山で生まれ育ってきた身としては魅力的すぎていいなぁ、出たいなぁと思っていました。願いは叶うものでありがたいことにお声がけをいただき嬉しかったです!EthnopunkのMKさんと、また彼の友人ルバーブ奏者のファディさんも急遽参加してもらっての即興演奏演舞をお送りしました。今回は「花火」と「白龍」でした。画像の白龍では観客席のお子様たちが興味深く間近で観てくれていたのでほっこりとした演舞になりました。その時のお客様の雰囲気に合わせられるのは即興演舞の楽しみのひとつだと思います。
嵐山保勝会の皆様、法輪寺の住職さん、ご一緒させていただいた演奏者様、プロデューサースタッフの皆様にもお世話になり心が温まる二日間でした。
京都市国際交流会館でのイベント、「京都ディワリメーラー」に参加してきました。
初めて紹介してもらったファディさんとMKさんのセッションは京都ディワリメーラーの雰囲気にとてもよくマッチしていて民俗楽器の調べに酔わせていただきました。私はというとバリバリの日本色なんですが大丈夫?と思いながら「金翁」と「阿弥獅子」、そしてアンコールで「赤富士」を演じさせていただきました。インド×日本ということで少し明るい色の衣裳での金翁にしてみました。イベントの主催の方にも楽しんでいただけて嬉しかったです。
昨年はこの時期には平安神宮前の岡崎公園で餃子大作戦で舞わせていただいたのでこの季節は岡崎あたりに呼ばれているのかもしれません。
本年も原谷弁天さんの夏祭りに参加させていただきました。
今年は原谷弁天太鼓さんと新阿弥でのコラボ演舞に加え、先日の民俗芸能交流サロンでクロストークを交わした原谷弁天獅子舞さんと三位一体で奉納させていただきました。年々原谷弁天さんの夏祭りの内容が充実しており足を引っ張らないようこちらも一昨年より昨年、昨年より今年はとボトムアップした仕舞を披露していきたいな、と思いはじめての演舞「増長天」を披露させていただきました。
東福寺塔中、光明院さんでの「神秘の黄昏」ライブに出演させていただきました。
普段行われない夜間拝観とEthnopunkのMKさん、インドのタブラ奏者、タンセンさんと演奏演舞をお送りしました。音楽は国境を越える、と言いますがそれは我々のような狂言や念仏狂言も同じことかと思いました。
「青富士」と「白龍」、「金翁」でした。アンコールの声もいただき、直面での月夜をお送りいたしました。
重森三玲さん作の名庭を借景にしての演舞は非常に貴重なものとなりました。
覚雄山鹿王院さんでの夜間拝観(ライトアップ)におもてなし狂言にて出演させていただきます。
11/10より鹿王院は、足利義満が創建し、京都十刹第五位の格式を誇ったものの、応仁・文明の乱で焼失した宝幢禅寺の中で唯一再建された塔頭という、洛西屈指の古刹・名刹です。 嵐山を借景とする日本最初の平庭式の枯山水庭園は、京都市指定名勝。山門から中門に続く石畳の参道とともに、知る人ぞ知る紅葉の名所です。 今回の夜間拝観は、1日150名様の限定公開(事前申込制)です。境内を照らし出す照明は、現実から仏の世界へと導く光の路を足元灯でかたちづくり、仏牙舎利を安置する舎利殿、庭園の紅葉、松、モッコクなどを柔らかい光で包む、禅寺の魅力そのものを生かした格調高いライトアップです。
【平日限定】プレミアム拝観では、初の試みとして京都の伝統文化 狂言によるおもてなしを予定しております(火曜~金曜)。
「京都嵐山 鹿王院 夜の特別拝観2023」ウェブサイト
梅小路公園にてジョイナスマルシェに参加させていただきました。新阿弥独自の獅子舞で子どもさんたちとふれあう機会をいただきました。想像以上に大好評で嬉しく思いました。
平安神宮にて行われた『餃子大作戦2023』に参加させていただきました。東山高校吹奏楽部さんとコラボレーションさせていただきました。
梅小路公園さんにてジョイナスマルシェに参加させていただきました。炎天下
中でしたが『翁』延年、豊穣を祈願させていただきました。
原谷夏祭り2023にて原谷弁天太鼓保存会さんの太鼓奉納に参加させていただきました。舞『白龍』を奉納させていただきました。
円山公園の『祇園祭大作戦』に参加させていただきました。 スロバキア出身の三味線奏者、MK(Ethnopunk)さん(全日)とノルウェー出身の三味線奏者のオスカーさん、都山流尺八奏者の石原瀞山さん(14日、17日) 原谷弁天太鼓保存会さん(16日) とコラボレーションさせていただきました。祇園祭で多くの観覧者さんに見守られながら最高のパフォーマンスをすることができまし
原谷弁財天にて夏祭りの原谷弁天太鼓保存会さんと奉納太鼓に参加させていただきました。『花火舞』の初御披露目をさせていただきました。
宝蓮寺さんにて、スロバキアの三味線奏者、MKEthnopunkさん主催のアートセッションに新阿弥が参加いたしました。
ハンドパン奏者やコンテンポラリーダンサーさんとセッションさせていただきました。ダンサーさんと狂言の動作とのセッションや会場が壬生近辺ということで新撰組隊士をモチーフにした剣舞狂言、ささらを使った放下師の舞など三演目披露させていただきました。
金閣原谷会館(京都市北区)
「チャリティーセッションforウクライナ」のステージで、
新阿弥 狂言を披露させていただきました。
京都劇場で開催された刀屋壱さんの『時空武伝』の公演に、新阿弥がゲスト出演いたしました。
この公演では、現代舞台美術のフュージョンウォールを使った映像と、新阿弥の「アマビエの舞」、吉井盛悟さんの和太鼓、嵯峨大念佛狂言さんの「土蜘蛛」とがコラボレーションする豪華な舞台が実現いたしました。
12月27日、28日には、時空武伝の東京公演が控えております。時代劇とフュージョンウォールの現代アートコラボレーションにご興味のあるかたは、この機会に是非ご覧くださいませ。
東京公演の詳細(リーフレット)を見る >
出張公演、コラボ企画、ワーク
ショップなども行っています。
ご予算に応じて、様々なリクエ
ストに対応いたします。
新阿弥の最大の特徴は古典狂言や能にみる題材はできるだけ使用せず、いまの時代に沿った狂言や舞を作り上げるということです。
現代では夏の風物詩である“花火”は能や狂言の生まれた時代にはなく題材に使われることはありません。
その“花火”を能、狂言風に表してみたらどのように扱われるでしょうか?
優しい火の精霊・・それとも怖い鬼のような顔の鬼神・・と花火の大きさや音からいろいろな創造力がかき立てられます。
そんないまでは当たり前にある題材を新たに狂言や舞に取り入れつつ、日本の伝統芸能の枠からははみ出さない。それが新阿弥です。
他に延年、長寿の舞などを予定しています。
コロナ禍が過ぎればアマビエの舞の他、狂言、コロナ討伐など複数人による狂言を披露予定しております。
一般的に面を装着せずに自分の顔で能を舞う姿を直面(ひためん)と呼びます。
新阿弥では、想い人にもう一度出会うことができ、想いを馳せる方のお力添えができれば・・・。
亡き人のお写真などから面を作り舞わせていただく。
その想いのこもった面の名を想直面(そうひためん)と名付けました。
想直面を装着し新阿弥の舞姿で想い人様にお帰しさせていただきます。
赤富士
青富士
アマビエ
大文字
阿修羅
天橋立面
龍
阿弥獅子
1976年12月25日生
小学生より京都の三大念佛狂言である、嵯峨大念佛狂言に参加し狂言の基礎を学ぶ。
京都市の高校卒業後、上京し舞台芸術を学びこれからの伝統芸能についての在り方を憂い京都に戻り就職。狂言師として嵯峨狂言に参加しながら伝統芸能を見聞する。現在、株式会社河野製作所の代表取締役として製作業務の傍ら、伝統芸能を盛り上げる事業としてクリエマージュ課を創設。その一環として令和3年6月20日新阿弥を興し、日本の伝統芸能の良さを海外に発信するため狂言パフォーマーとして各イベントにて即興セッションなどに参加してる。
また、近代日本の文化をテーマにした能狂言面や創作面のデザインを担当する。